雑記帳

エネルギー関連中心に気が付いたことのメモ

■英国が今日EUから離脱

 英国がEUから離脱する日となった。1月31日午後11時(日本時間で2月1日の午前8時)。まず離脱に伴う激変を緩和するための「移行期間」に入ることになる。その期間中は経済面ではEU加盟国とほとんど同じく扱われることなる。だが、世界史の中でも有数のこととなる可能性がある。移行中はEU法が適用されるため、EUとの経済関係は大きく変わることはないようだ。しかし、EU離脱に伴う清算金を支払わなければならない。2020年末までの移行期間中は大きな変化は起きないとされるが、必ずしも平穏に済むとは言えないようだ。

 貿易などの商取引、金融などに様々な支障が出てくる可能性もあり、思いもよらぬ混乱が世界市場で起きるかも知れない。新型肺炎が当初の予想を大きく上回る患者数になったのと同じような現象も予想される。どのように今後の英国・EUの交渉が進むかは目が離せなくなるだろう。