雑記帳

エネルギー関連中心に気が付いたことのメモ

■日本中豪雨被害

今年に入って、各地、特に九州では、何度災害避難情報が出されたのだろうか。昨日のニュースで、1日で7月全体分に相当するだけの雨が降ったと知ったが、これは前代未聞と言っても良いくらいのもの。山裾にあって川も見える一等地に住んでいると思っていた人達も、裏山が大災害の原因となり、自分たちを襲うとは思っても見なかっただろう。これだけ連続して雨が降ると、雨が止んでも地滑りが起きる可能性もある。

我が家は少し高台にあり、川ははるか下の方にあるから、今回は安心しているが、地域の防災警報が何度も出されていた。高台の端は川に向かって坂となっているから、その縁や下にあるお家の人達は心配な夜を過ごされたに違いない。九州では交通機関、特に鉄道の路面自体が被害を受けているところもあり、その補修にはかなりの時間と金がかかるだろう。ローカル線が多いから、財務的な障害にもつながるはずだ。

国の災害対応予算も今回のもので使い切ってしまうかも知れない。自治体にとっても同じことだろう。今回のように広域に災害が起きると、それに対応する自治体職員には非常に気の毒なこととなる。避難所を各地に設置し、その準備と受付に役所全体が対応しなければならなくなる。

このようなことが今後も続く可能性は高い。何かの支援基金を、ネットを通じたファンディングで募集することも考えられる。年金問題もあるが、今度の参議院選挙にも検討課題に入っても良いくらいだと思う。